第15章 中忍選抜第三次試験
移動途中にサスケも目を覚まし、早速呪印の封印に移った
カカシは自らの手のひらを切り、サスケを中心に術式を書いた
カカシ
「よし!ユヅキは離れてろ。サスケ、少しの辛抱だ。すぐ終わる。」
印を結び、サスケの首の呪印に封印を施す
サスケ
「ぐあぁああ…」
唸るサスケを心配そうに見守るユヅキ
カカシ
「フーー…。今度もしその呪印が再び動き出そうとしても、この封邪封印の力がそれを押さえ込むだろう。ただし、この封印術はお前の意志の力を礎としている。もし意志が揺らぐようなことがあれば、呪印は再び暴れ出す。」
そこまで説明すると、サスケは倒れてしまった
ユヅキ
「サスケ‼︎」
慌てて駆け寄るユヅキ
カカシ
「ガラにもなくそーとー疲れたみたいだな」
ユヅキはカカシに向かってクナイを投げる
カカシ
「⁉︎ 何の真似だ⁉︎」
いきなり投げられたクナイを間一髪で避けるカカシ
ユヅキ
「カカシさんの後ろ、…誰?」
ユヅキはカカシの背後に潜む敵を見ていたようで
大蛇丸
「流石ね、ユヅキちゃん。それより封印の法術まで扱えるようになったなんて…、成長したわね…カカシ。今は2人の先生だったかしら。お久しぶりね、カカシくん。」
カカシ
「大蛇丸…」
大蛇丸はうちはの血が欲しいと言った
ユヅキ
「だからってサスケは渡さない。私が守ってみせる。」
大蛇丸
「あなたはまだ泳がせておくわ。面白いものが見れたもんでね。」
カカシ
「目的は何だ⁉︎」
大蛇丸はくだらない野望の為の“いいコマ”が必要だと言った