第14章 中忍選抜第二次試験
少し時間は遡り、ナルト達と別れカブト達の班は別の扉から塔へと入った
??
「収穫は?」
カブト
「あぁ、予想以上ですよ…。二次試験での姉弟のデータは全て書き込んでおきましたよ。これ、要るでしょ」
カブトは一枚のカードを手渡す
??
「で、どうだったの?」
カブト
「フフ、やはり気になるようですね、大蛇丸様。」
カブトに渡されたカードをじっと見つめる大蛇丸
大蛇丸
「…。お前の意見を聞きたいのよ…。スパイとしてのね」
カブト
「それは必要ないでしょう…。全てをお決めになるのはあなたなのですから。」
大蛇丸
「…そうね。で、ユヅキちゃんとは会ったのかしら?」
カブト
「ええ、ついさっきね。彼女は僕を覚えていなかったみたいですよ。」
大蛇丸
「やはり、あなたを付けて正解だったわ…。no.0の方は?」
カブト
「彼もあまり覚えてはいないようでしたが、警戒は怠らなかったですね…。」
大蛇丸
「姿を少し変えるだけでも案外上手くいったものね。」
カブト
「暗かったから余計にでしょう…。」
大蛇丸
「あの時はこうなる事は想定外だったから、まさか杞憂で済むと思っていたことがこんな風になるとは…。フッ…。お前のその賢さが私の気に入る…。御苦労…。」
そういうと大蛇丸は姿を消した