第14章 中忍選抜第二次試験
音の3人も去り、一息つこうとした時
??
「サクラ⁉︎」
サクラ
「いの!」
現れたのは第十班の3人だった
いの
「サクラ、あんた髪が…」
サクラ
「イメチェンよ、イメチェン…」
いの
「ふ、整えてあげるからこっちいらっしゃい」
サクラ
「で、でも」
サクラはサスケを心配し、離れるのは少し嫌だと思っていたが、
奏多
「サスケ、少し来い」
奏多はユヅキを抱えたままサスケの所まで来てそう言った
サスケも何かを感じたのか黙って頷いて、森の奥へと入っていった
シカマル
「じゃ、チョウジはナルトを起こしてくれ。」
シカマルはリーを助けたが、仲間のテンテンにリーを渡した
チョウジはシカマルの通りにナルトを揺さぶり起こすがなかなか起きない
しびれを切らし落ちていた木の棒を手に取り、ナルトを叩き起こした
ナルト
「ぎゃぁぁああ‼︎」
なぐられた衝撃で飛び起きたナルトは、辺りを見回し始める
ナルト
「みんな隠れろー!いや、すぐにふせろーー‼︎あいつはどこだってばよ‼︎」
たんこぶを突かれびくりとするナルトはもう一度辺りを見回す
サクラの髪が短くなっていることを指摘した
サクラ
「長い方が好きだけど、こんな森じゃ動き回るのに邪魔なのよね!」
聞いておきながら素っ気ない返事をしてナルトは第十班がいる理由を聞いたが、シカマルにめんどくさいと一蹴された
その頃サスケは奏多に連れられ、茂みの中にいた
サスケ
「話ってなんだよ。」
奏多
「簡単に言う、呪印に頼らない方がいい。お前とユヅキの為の忠告だ。」
サスケ
「どういう意味だよ」
奏多
「ユヅキが眠っているのはお前を守る為だ。お前次第ではあるが、ユヅキの死の可能性まで浮上する。肝に銘じておけ、話は以上だ。」
奏多とサスケはみんなの元へと戻った