第14章 中忍選抜第二次試験
サクラの問いに答えることはなく、奏多はサスケを寝かせ、ユヅキを抱きあげた
奏多
「罠でも仕掛けておけ。」
奏多の一言でサクラは思い出したかのように立ち上がり、辺りに罠を仕掛けた
夜明けとなり、サクラの背後から物音がした
咄嗟にクナイを手に取り、振り返った
そこにいたのはリスで、サクラは少しは安心するも、近付いてくるリスにクナイを飛ばした
リスは驚いて去っていった
また、太陽が少し高くまで登った頃、サクラはまた睡魔に襲われていた
そこに、背後から声がした
??
「クク…、寝ずの見張りかい」
声のする方へと振り向くと、音隠れの忍が3人いた
音忍1
「でももう、必要ない…。サスケ君を起こしてくれよ。ボク達そいつと戦いたいんでね!」
サクラ
「何言ってるのよ!大蛇丸って奴が陰で糸引いてるのは知ってるわ…。いったい何が目的なのよ⁉︎サスケ君の首筋の変なアザは何なのよ!」
音忍3人は驚いて目を見開いている
音忍1
「さーて…何をお考えなのかな、あの人は」
音忍2
「黙っちゃられねーな。この女もサスケとやらもオレが殺る。」
音忍1
「まて!ザク」
そう言った男はサクラの仕掛けた罠を指摘した
サクラの罠は見破られたかのように見えたが、第二段階目の罠を発動させ、音忍も驚く素振りを見せるも、簡単に破壊され、絶体絶命のピンチに陥った
そう思われた時、音忍達が吹っ飛び、サクラの前に姿を見せたのはロック・リーだった