• テキストサイズ

うちはの少女

第14章 中忍選抜第二次試験




•ユヅキside

ナルトくんに化けていたのが大蛇丸と分かった以上は手加減なんてしていられない

そんなことすれば、こっちが死んでしまう

奏多にサクラちゃんのことを頼んだ

奏多ならサスケも守れるはず

私は大蛇丸にどうやってこの場を引いてもらうかを考えた

巻物を渡したところで意味は無い

狙いは私、じゃない

今になってくるとは思えない

サクラちゃんはないだろう、ナルトくんもね

それなら…

ユヅキ
「サスケしかいないじゃない…」

呟いたその声は大蛇丸にも届き

大蛇丸
「よくわかったわね、そうよ。今回は出来ればあなたもなんだけど、一番の目的はうちはサスケくんよ。」

ユヅキ
「そう」

なら、本気でやるしかないじゃない

眼帯を素早く外し開いた目を大蛇丸に向けた

大蛇丸
「あら?その目どうしたのかしら。私のところにいた時と随分変わったようね。」

ユヅキ
「この眼は貴方から逃れようとした結果!」

言うのと同時に輪廻眼を使って、動けなくさせる

大蛇丸
「動けないわね、さすがはあのイタチの妹ね。」

そう言い大蛇丸は音を立てて消えた

いつの間にか影分身と入れ替わっていたようで、思わず舌打ちをしてしまう

急ぎサスケ達のところへ向かうと、奏多がサスケを脇に抱えながら大蛇丸の攻撃を避けていた

蛇の姿となり、サスケを追う大蛇丸は混乱したサスケに手裏剣を投げられ、蛇の中から出てくる

大蛇丸
「一瞬たりとも気をぬいちゃダメでしょ?」

そう言って再度サスケを追おうとした大蛇丸は目の前に投げ込まれた手裏剣によって足を止めた

サスケは奏多から離れ、写輪眼を閉じた

サスケ
「巻物ならお前にやる、引いてくれ。」

ナルト
「サスケ‼︎巻物敵にやってどーすんだってばよ‼︎」

ユヅキ
「他の敵ならそれで通るけど、こいつは違う!巻物なんてハナから興味ないはず」

サスケの意見にナルトくんと私は止めようとするが、サスケは“受け取れ”と言って大蛇丸の方へ投げた



/ 309ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp