第14章 中忍選抜第二次試験
サスケが巻物を持つと言い、立ち上がった瞬間強風に襲われた
ユヅキはサスケの手を取り、サスケと共に身を隠した
サスケ
「新手か?」
ユヅキ
「サクラちゃんだ、出よう。」
茂みから出てサクラに合言葉を要求する
サクラはスラスラと言ってのけた
そこへ来るナルト
サクラ
「ちょい待ちなさい!合言葉…」
サクラが言うとナルトもスラスラと言ってのけた
ほっとするサクラ
ユヅキ
「サスケ」
(ナルトくんじゃない)
サスケはナルトに向かいクナイを投げた
ナルトは叫びながらも避けた
サクラ
「ナルトはちゃんと合言葉を…」
サスケ
「今度はオレの攻撃をよけるほどの奴か」
サスケがそういうとナルトくんもどきは不敵な笑みを浮かべ、変化を解いた
サクラ
「またナルトじゃなかったなんて…」
??
「私達の【地の書】欲しいでしょ、君たちは【天の書】だものね。」
そういうと謎の人物は巻物を口の中に入れ飲み込んでしまった
??
「始めようじゃない、巻物の奪い合いを…命懸けで」
謎の人物は強い殺気を飛ばしてきた
ユヅキ
「ぇ…うそ…」
サスケ
「ぐっ…うおぇッ‼︎」
サスケは嘔吐し、サクラは動かない
ユヅキは手が震えていた
ユヅキ
「あなた…まさか…」
??
「そうよ、ユヅキちゃん。久しぶりね」
ユヅキ
「大蛇丸…‼︎」
そう叫んだユヅキは酷く怒りに満ちていた
そして、ユヅキは人の姿の奏多を呼び寄せた
奏多
「何…、……大蛇丸」
状況を読めない奏多も大蛇丸の姿を見て、形相をかえる
大蛇丸
「あなたもいたのね、今は奏多くんだったかしら?」
奏多
「黙れ」
一触即発の雰囲気の中
ユヅキ
「奏多、サクラちゃんを守ってあげて。」
奏多
「承知」
小声で言ったその声は、他の者には聞こえておらず大蛇丸はクナイを投げた
奏多はサクラとサスケを軽く持ち上げクナイを避けた