第13章 中忍選抜第一次試験
そんなリーに対し
サクラ
「ぜったい…イヤ。あんた濃ゆい…。」
サクラはリーをふり、リーは意気消沈としていた
その隣ではナルトが笑っていた
白い眼くん
「おい、そこのお前…名乗れ…。」
サスケがそう話しかけられ、ナルトは闘志を燃やしていた
結局、サスケは名乗らず、相手も名乗らなかった
そんな中でもユヅキは一連の流れを遠目に観察していた
ユヅキ
(楽しそうで何より♪)
サクラはナルトとサスケの手を引き、サスケはユヅキの手を引き歩いた
リー
「目つきの悪い君、ちょっと待ってくれ!」
頭上からの声に4人は反応し、上を見上げる
リー
「今ここで僕と勝負しませんか?」
そういったリーは上にいたのにわざわざ飛び降りてきた
リー
「僕の名はロック・リー。人に名をたずねる時は自分から名乗るもんでしたよね、うちはサスケ君…。」
ユヅキ
「え?サスケの名前知ってるなら名乗る必要無いのでは?」
リー
「そこは黙っててください!僕は君と闘いたい!」
ユヅキ
(…今、怒られた?)
リーはやる気満々でもう構えている
リー
「あの天才忍者とうたわれた一族の末裔にボクの技がどこまで通用するのか試したい…。それに…」
急に顔を赤らめるリー
サクラを一点に見つめ、ウインクを送る
当の本人は泣き叫んでいるが
サクラ
「あの下まつ毛がイヤーーー‼︎髪型もイヤ、眉毛もゲジゲジ…。」
散々な言われようにも関わらず、リーはサクラに投げキッスを送る
サクラは全力で後ろへ避けたが頭を強打した
そんな中ナルトは周りの人がサスケにしか目がいかないことに腹を立てていた
そして、サスケのやる気にも火がついた
が、ナルトは自分がやると言い出した
リー
「ボクが闘いたいのは君じゃない、“うちは”です。」
この一言がナルトの火に油を注ぐことになり、ナルトはリーに向かって突っ込んでいった
そして、1分とかからずやられてしまい、ナルトは気絶してしまった