第13章 中忍選抜第一次試験
その後、2人はまたすることもなくなり、その日は幕を閉じた
次の日
やはりサクラの様子が変だった
目の下に軽く隈もあった
ユヅキ同様サスケもそれに気付いたようだが、何も言わなかった
4人揃ってアカデミーへと向かった
着いたら着いたで、面倒なことになっており
受験者?がほかの受験者をふるいにかけていた
そんな中でもサスケは余裕だった
サスケ
「オレは通してもらおう。そしてこの幻術でできた結界をとっとと解いてもらおうか…。オレは3階に用があるんでな。」
受験者?
「気付いたのか…キサマ⁉︎」
サスケ
「サクラどうだ⁉︎お前なら一番に気付いてるはずだ…。」
サクラ
「え…?」
サスケ
「お前の分析力お幻術のノウハウは、オレ達の班で一番伸びてるからな。」
ユヅキの心配は杞憂に終わったみたいだ
ユヅキ
(よかった…。元気になったみたい)
サクラ
「フフ。もちろん、とっくに気付いてるわよ。だってここは2階じゃない。」
ナルト
「うん!」
その時、結界が解け【301】と書かれていた教室は【201】へと戻った
続いて受験者?は攻撃を仕掛けてきた
サスケもそれに対抗しようと足を上げたが止められた
止めたのは先ほどまで受験者?達にボロボロにされていた強いて言うなら眉毛に特徴のある男の子だった
サスケとサクラは何が起こったのかよくわかっていなかった
眉毛くん
「フー。」
一息つく彼に白い眼の男の子が話しかける
白い眼くん
「おい、約束が違うじゃないか。下手に注目されて警戒されたくないと言ったのはお前だぞ。」
眉毛くんはぽつりと呟くとサクラの方へ歩き出した、そして
リー
「僕の名前はロック・リー。サクラさんというんですね。ボクとお付き合いしましょう‼︎死ぬまでアナタを守りますから‼︎」
眉毛くんもといリーはサクラに告白した