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うちはの少女

第11章 護衛任務




•ユヅキside

カカシさんが部屋を出てからすぐにナルトくんとサクラちゃんが来た

ナルト
「ユヅキ!お前ってば大丈夫なのか⁉︎」

部屋に入ってきて早々に大声で叫ぶナルトくん

サクラ
「もう!心配したんだから!」

サクラちゃんは今にも泣きそうな顔して怒ってる

ユヅキ
「心配かけてごめんね。まだ少し痛いけど、大丈夫だよ。ありかとう。」

私の横に座っているサクラちゃんの頭を優しく撫でる

サクラ
「ぅうっ…。もう!本当に心配したんだからぁ‼︎」

えぇ⁉︎泣かせちゃった⁉︎

どうすればいいの⁉︎⁉︎

ナルト
「ホントに、ホントに良かったってばよォ‼︎」

え?ナルトくんまで泣いちゃったんだけど⁉︎

とりあえず、サクラちゃんの横にナルトくんを座らせ、2人が泣き止むまで、と、頭を優しく優しく撫で続けた

サクラ
「ユヅキのバカ!あんた、もう少しで死んでたかも知れないんだからね‼︎」

なでなで

ユヅキ
「はいはい。心配してくれてありがとう。」

なでなで

ナルト
「オレだって、オメーが死んじまうかと思うと…。すっげー怖かったんだぞ‼︎」

なでなで

ユヅキ
「そう簡単には死んだりしないから安心してよ。」

なでなで

サクラ
「今度、あんな事したらユヅキとは親友絶交だからね‼︎」

なでなで…

親友…

私は心が途端に温かくなった

ナルト
「オレだって、お前と親友だったの絶交してやるってばよ‼︎」

親友…か。

絶交されないように気をつけないとね…?

ユヅキ
「ありがとう、サクラちゃん、ナルトくん。」

この時、私は心からの笑顔を出せたと自分で思った

サクラ・ナルト
「‼︎⁉︎」

ようやく涙が止まった2人

そう思っていたら…

サクラ
「ねぇ!ユヅキ!ユヅキの親友は私よね⁉︎」

ナルト
「オレだってユヅキと親友だってばよ‼︎」

…次は喧嘩ですか

ユヅキ
「はい、喧嘩しない。親友は数に決まりなんてないんだから、2人とも親友だよ。」

サクラ
「それもそうね…。」

ナルト
「そういえばそうだってばよ。」

治ったようでなにより、そして、サクラちゃんとナルトくんは笑って部屋を出て行った



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