第11章 護衛任務
•ユヅキside
カカシさんの子自慢が終わると再不斬が笑い始めた
いや、まぁ笑いますよね、普通
再不斬
「ハク…、分かるかこのままじゃ返り討ちだぞ…」
ハク
「残念です…」
すると突然サスケの方から漂ってくる冷気
ハクが印を結び、術が発動される
何……?この術…
氷の板のような物がサスケを取り囲んでる
カカシ
「くそっ!」
カカシさんはサスケのところへ向かおうとするが、再不斬がそれを止める
再不斬
「お前の相手はオレだろ」
そうこうしているうちにハクの攻撃がサスケを襲う
ユヅキ
「ッ⁉︎」
何…これ……
カカシ
「サスケ…‼︎」
サスケ
「ぐあぁあ‼︎」
再不斬
「うかつに動けばそっちの3人を殺るぞ!」
サクラ
「サスケ君!」
タズナさんの横に立っていた私は目の前のサスケの姿と眼帯の為映るはずのない右目のサスケの姿に惑わされた
嫌だ…いや……
サスケをそんな目に合わさない
やめて…、止まって
目を閉じると見えてくる
サスケが血まみれで息が浅い光景
冷たくなっていくサスケの身体に触れている私
映さないで、今は考えたくない
そんな中でも聞こえるサスケのうめき声
動かないと…!動かないと‼︎
私がサスケを守らないと‼︎
目を見開き、影分身を出す
影分身は即座にサスケの元へと消えた
サクラ
「サスケ君‼︎」
サクラちゃんの放ったクナイ、それを手で受け止めるハク
その時手裏剣が飛んできた
ナルト
「うずまきナルト!ただいま見参‼︎」
手裏剣を投げたのはナルトくんだったみたい
ナルトくんに目がいってる内に…
影分身をもう一体出し、私がサスケの所へ向かった
サスケ
「ユヅキ⁉︎」
声を出すサスケの口を塞ぎ
ユヅキ
「サスケ、危なくなったらそのクナイの印の部分に血をつけて」
私は懐からクナイを出し、サスケに渡した
サスケ
「どういうことだ?」
ユヅキ
「詳しくはやってみればわかるよ。」
そう言って私はサスケの元を離れ、橋の下に行った