第11章 護衛任務
修業開始6日目の朝
そこにナルトの姿はなかった
大きなあくびをしながら、食卓にくるサクラ
みんなが話すのはナルトの話題
サクラ
「おじさんの話聞いてから、毎晩一人で木に登ってるわよ。」
ツナミはナルトの心配をし、カカシは心配ないと笑う
サスケはどうでもいいみたいだ
そんな中イナリは黙ったまま
サスケは散歩に行くと言って外へ出た
修業開始7日目の朝
カカシとサクラ、ユヅキの3人でナルトとサスケを探しに来ていた
いつもの木に来ると2人の姿はなかった
代わりに落ちてきたクナイ
上を見上げると木の枝でへばっているナルトの姿
威張りちらすと立ち上がるが、フラつき落ちそうになる
が、逆さになって木に張り付いた
などとふざけていると本当に木から足が離れ、周囲は驚く
ナルトは悲鳴をあげるが、サスケに足首を掴まれ、助けられる
サクラはサスケの登場に叫び、カカシは安堵する
ユヅキはというと、ナルトのいたずらにため息を零していた
その後、サスケとナルトを残し、タズナの家に戻るとカカシは腕立て伏せを始めた
背中にタズナとサクラを乗せて
一方、ユヅキは奏多を優しく抱きしめ寝ていた
その頃、再不斬たちは動き始めようとしていた