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うちはの少女

第11章 護衛任務




•ユヅキside

サスケとナルトくんの修業を見ている間に寝てしまった私は、目をさますと誰かにおぶられていた

この感じ…前にも…

ユヅキ
「にぃさん…?」

声に出した瞬間、違うと思った

サスケにおぶられてたんだ

サスケ
「……。なかなか起きなかったが、大丈夫か?」

恥ずかしいことに、どうやら爆睡していたらしい

ユヅキ
「大丈夫だよ。」

私がそう言うとサスケは一瞬黙って

サスケ
「…イタチの夢、見てたのか」

ユヅキ
「…違うよ。サスケは嫌がるかもしれないけど、一瞬サスケのこと兄さんだと思っちゃっただけだよ。」

本当のことを言うとサスケは黙ってしまった

ユヅキ
「サスケは兄さんのこと嫌い?」

聞きたかった

サスケが本当はどう思っていて、何を考えているのか知りたかった

サスケ
「…ユヅキ、その話はするな。」

サスケは止めるだけで答えてはくれなかった


そうこうしているうちに、タズナさんの家に着き、ご飯を頂いた

タズナ
「いやー、超楽しいわい。こんな大勢で食事するのは久しぶりじゃな!」

タズナの話を他所にサスケとナルトくんはせっせと食べ物を口にしていく

サスケ・ナルト
「おかわり‼︎」

睨み合ってお皿を差し出していると

サスケ・ナルト
「うっ!」

吐いてしまった

サクラ
「吐くんなら食べるのやめなさいよ!」

サスケ
「…いや食う!」

ナルト
「我慢してでも食わなきゃ。早く強くなんなきゃなんねーんだから!」

…かっこいいこと言ってる風だけど、食べ物を粗末にしちゃダメだよ…?

そんな二人も少し経つと落ち着いた



一方サクラちゃんは壁に飾ってある写真を見て

サクラ
「あの〜、なんで破れた写真なんか飾ってるんですか?」

それは聞いて大丈夫な話なのかな?

サクラ
「イナリ君食事中ずっとこれ見てたけど、なんか写ってた誰かを意図的に破ったって感じよね。」

サクラちゃんの言葉にタズナさん、ツナミさん、イナリ君はピクリと反応する

ツナミ
「……夫よ。」

タズナ
「……かつて、町の英雄と呼ばれた男じゃ…」



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