第11章 護衛任務
•ユヅキside
カカシ
「おそらく再不斬は生きてる!」
というカカシさんの発言はサスケ以外を驚かせた
ナルト
「どーゆーことだってばよ⁉︎」
サクラ
「カカシ先生、再不斬(アイツ)が死んだのちゃんと確認したじゃない‼︎」
ナルトくんとサクラちゃんは声を大にしてカカシさんに問いかける
カカシ
「確かに確認はした…が、あれはおそらく…仮死状態にしただけだろう…。」
続けて推論を話すカカシさん
確かに千本は殺傷能力が低く、私はそれを理由に持ってはいない
カカシ
「1、自分よりもかなり重いハズである再不斬の死体をわざわざ持って帰った…。2、殺傷能力の低い千本という武器を使用した。この2点から導きだせるあの少年の目的は再不斬を“殺しに来たのではなく助けに来た”そう取れないこともない」
奏多に聞いたこと、言った方がいいよね…?
ユヅキ
「確かに再不斬は生きています。あの少年とは仲間だったようです。少しの間は動けそうにないのは向こうも変わらないみたいですよ。」
カカシ
「…そうか。」
“調査済みってわけか…”心がそう言ってる
再不斬以上に強い忍がいたら…、カカシさんが戦えない今、全滅しかない
カカシ
「出遅れる前に準備しておく…。それも忍の鉄則!」
カカシさんの表情が一瞬変わった
視線の先にはナルトくん
ナルトくんは再不斬が生きていると聞いて喜んでいるのか、口角が上がっている
サクラちゃんはこれから何をすればいいのか尋ねている
カカシさんは不気味笑みをこぼし言った
カカシ
「お前達に修業を課す‼︎」
サクラちゃんはカカシさんの言葉に反対のようだ
心の中で“殺す気かーっ‼︎”て叫んでる
カカシさんはそんなサクラちゃんを上手く言いくるめた
ナルトくんはなんか興奮してるけど…
そんな所にイナリくんというタズナさんのお孫さんが帰ってきた
イナリ
「面白くなんかないよ…」