第11章 護衛任務
•ユヅキside
カカシさんと再不斬が話している間に腰を抜かして座り込んでいるタズナさんを立たせて、2人から距離を取った
そうしている間に再不斬本体がカカシさんの後ろに立ち、刀を構えていた
振りかざした刀を間一髪でしゃがんで避けたカカシさん
しかし、再不斬が刀を地面に固定させてから体勢を整えてからカカシさんに蹴りを入れた
飛ばされたカカシさんは水の中に
……あの水、何かおかしい
再不斬がまきびしに気をとられている間に、カカシさんのところへ行った
ユヅキ
「カカシさん!手を!」
私は手を差し出し、伸ばすように促した
カカシさんが手を伸ばそうとした時、その背後に再不斬が現れた
再不斬
「フン…バカが」
しまった‼︎
水の中に入ること自体が失策だったんだ‼︎
カカシ
「ユヅキ離れろ‼︎」
瞬く間にカカシさんを水が球体に覆い、その横には再不斬がいるという場面が出来上がってしまった
再不斬
「ククク…ハマったな。脱出不可能の特製(スペシャル)牢獄だ‼︎お前に動かれるとやりにくいんでな。」
そう言って、再不斬は水分身を出した
カカシ
「ユヅキ!一旦あいつらの所に戻れ‼︎」
言われなくてもそうしますよ‼︎
サスケを危険に晒したくはないもの…
再不斬の水分身はすでにナルトくんの近くにいる
ユヅキ
「避けて!」
そう叫んだけど、遅くて、次の瞬間にはナルトくんが蹴飛ばされてた
その隙を突いて、攻撃を仕掛けた
力一杯、蹴りを入れた
だけど、少し後ろに下がる程度で止められてしまった
怯むことなく攻撃を続けていった
再不斬
「お前、鬱陶しいな。」
再不斬の蹴りが私に決まって、カカシさんの方へと飛んでいく
そして、そのまま球体に入ってしまった
再不斬
「所詮はガキだ」
そう言って再不斬本体は私を見下ろす
どうしたら出られる…?何か手は……
私が考えているとカカシさんが叫んだ
カカシ
「お前らァ‼︎タズナさんを連れて早く逃げるんだ‼︎」
この時カカシさんはヒントをくれた
この術は術者が水牢に手を突っ込んでいる必要がある……
なら…