第11章 護衛任務
•ユヅキside
サスケがずっとカカシさんを睨んでいた
きっと考えていることは私と同じでカカシさんのこと
何故うちはじゃない者が写輪眼を持っているのか
再不斬
「オレはそこのじじいをさっさと殺んなくちゃならねェ」
その声と同時にサクラちゃん、サスケ、私、ナルトくんの並びでタズナさんを囲む
そして、再不斬が幹に刺していた刀を抜いて、水の上に立った
再不斬
「忍法…、霧隠れの術」
そして、姿が消えた
カカシさんは再不斬の殺しの手口を語った
カカシ
「お前達も気をぬくな!」
その一言で緊張が走る
ナルト
「どんどん霧が濃くなってくってばよ!」
再不斬
「8か所。喉頭・脊柱・肺・肝臓、頸静脈に鎖骨下動脈、腎臓・心臓…。さて…どの急所がいい?クク…」
再不斬の声がどこからか聞こえてきた
そして次の瞬間、みんなが震えだした
私はサスケの手を握った
ユヅキ
「サスケに向けられた物じゃない、落ち着いて。」
カカシ
「サスケ…、安心しろ。お前達はオレが死んでも守ってやる。
俺の仲間は絶対殺させやしなーいよ!」
そのまま私は背中の刀に手をかけた
再不斬
「それはどうかな……?」
その声の直後、再不斬が私達とタズナさんの間に現れた
私は刀を素早く抜き、峰打ちでタズナさんを後ろに飛ばす
再不斬
「終わりだ」
私達は再不斬に飛ばされる
カカシさんは再不斬にクナイを刺す
が、
ナルト
「先生‼︎後ろ‼︎」
刺さったのは水分身で、カカシさんの真後ろにいる再不斬
忍者同士の戦いは化かし合いだ
再不斬は刀を振り、カカシさんを切る
でも、それは水分身
カカシ
「動くな…終わりだ」
再不斬の後ろを取り、クナイを首に向けていた
……鬼人と呼ばれる者がこれで終わり?