第10章 サバイバル演習

•カカシside

ナルト
「忍者やめろってどーゆーことだよォ‼︎そりゃさ！そりゃさ！確かにスズ、取れなかったけど！なんで、やめろまで言われなくちゃなんねェんだよ‼︎」

カカシ
「どいつもこいつも忍者になる資格もねェガキだってことだよ。」

…サスケが反応したな

そして、オレに向かって走ってくる

サクラ
「サスケ君‼︎」

サスケを簡単に倒し、下敷きにしゃがむ

そして、気付いた時には、オレの後ろにユヅキが立っていて、クナイを向けられていた

カカシ
「だからガキだってんだ。…ユヅキはいい反応だ。だが、手、震えてるぞ。」

ユヅキ
「はぁ……、はぁ……。」

オレにクナイを向けてる……

無意識に……だろう

意識した途端に息が上がり手が震えだしたからな

ユヅキは意識を失い倒れ込んでしまった

サスケ
「ユヅキ‼︎」

サクラ
「サスケ君を踏むなんてダメーーー‼︎‼︎」

今さらな反応だな

……ユヅキ、大丈夫か？

それよりこっちか

カカシ
「お前ら忍者なめてんのか、あ⁉︎
何の為に班ごとのチームに分けて演習やってると思ってる。」

サクラ
「え⁉︎…どーゆーこと？」

カカシ
「つまり……、お前らはこの試験の答えをまるで理解していない……。」

ナルト
「答え…⁉︎」

カカシ
「そうだ。この試験の合否を判断する答えだ」

サクラ
「だから……、さっきからそれが聞きたいんです」

これだけいってもまだわからないのか

ナルトは痺れを切らして叫んでる

カカシ
「それはチームワークだ」

サクラ・サスケ・ナルト
「‼︎」

カカシ
「4人でくれば…スズをちゃんと取れたかもな」

一瞬、ユヅキの手に握られたスズに目を向けた

サクラ
「なんでスズ3つしかないのにチームワークなわけェ？4人で必死にスズ取ったとして1人我慢しなきゃなんないなんて、チームワークどころか仲間割れよ！」