第10章 サバイバル演習
•ユヅキside
嘘…
真後ろにカカシさんが……
怖っ
カカシ
「お前はかかってこないのかな?」
ユヅキ
「……まだ準備中です。」
カカシ
「そ、本気になったユヅキとやってみたかったんだけどなぁ」
ユヅキ
「……この演習が終わったら約束の話はします」
カカシ
「そう。あ、みんなの前では先生だからね」
念を押してるのね
カカシさんは私の頭をポンと触れて消えた
……兄さんと変わらないぐらい強い人なんだ
今さらそんなこと思うなんて……
ユヅキ
「サスケ。」
サスケ
「…ユヅキか、今さら登場かよ。」
ユヅキ
「え、バレてた?」
サスケ
「お前のことならなんとなくわかる」
…そんな風に言われるとは
さて、本題に入らないと
ユヅキ
「みんなと協力してスズを取りに行こう」
サスケ
「お前とだけならいい。他の奴はダメだ」
…ふーん
ユヅキ
「この試験、みんなで合格できるから言ってるの!」
サスケ
「しない。オレは弱い奴に興味はない」
そこへ
サスケ
「!」
サクラ
「あぎゃあああああ‼︎‼︎‼︎今度は生首ィーーー‼︎‼︎‼︎」
倒れちゃった
サスケ
「…なんなんだ…」
はぁ…
私はサスケに触れて
ユヅキ
「引き上げるから、我慢してね」
サスケを引き抜いた
サスケ
「サンキュ」
ユヅキ
「お礼はいいから、サクラちゃんについててあげて」
私はカカシさんを探す事にした
カカシ
「もしかしてオレのこと探してる?」
ユヅキ
「はい。手合わせ願います。」
丸太に目を向けるとナルトくんが縛られてた
…何したの、ナルトくんは……
カカシ
「あと30分だね。ま、いいよ。おいでよ。」
ユヅキ
「カカシ先生も武器、余裕が無くなれば使ってもいいですよ。」
まずは体術からかな
私は一本クナイを投げてカカシさんを誘導する
思いっきり殴りかかる
カカシ
「ほんと、末恐ろしいね。」
止められた
その後も体術でしばらくやっていると
さすがに息が上がってきた
ユヅキ
「はぁ…はぁ…」
カカシ
「だいぶ息上がってきたみたいだね。」