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うちはの少女

第10章 サバイバル演習




•ユヅキside

カカシさんの散々な挑発が終わり、ようやくスズ取りゲームが始まった

私は今、木の上で身を潜めている

……って、言ってもどうしようかな?

みんなでの合格は不可能

誰かが必ず落ちる…

なら、アカデミーを最速で卒業出来るものが落ちるべきだ

……っていうことになると、サスケか私

でも、サスケにそんなことさせたくないしなぁ…

三代目に頼めばなんとかなるかも…?

ってことで、私が落ちよう……

さ、みんなに声をかけに行こうかな

…って、え?

ナルトくん何してるの…?

私の視線の先には無謀にもナルトくんがカカシさんに1人でかかって行っていた

カカシさんと一対一でやる気なの?

…なんか、尊敬できるなぁ

ナルトくん、引き上げた方がいいかな?

うーん、ま、いっか!

ってことで、誰から誘いに行こうかな…?

……サスケは後でいいよね

ってことは、…あの草のところだね

よし、

ユヅキ
「ねぇ。提案があるんだけど…。」

サクラ
「⁉︎いつの間に!」

ユヅキ
「ついさっきだよ、で、えっと…、名前は?」

サクラ
「サクラ!昨日、自己紹介したじゃない!」

ユヅキ
「で、サクラちゃん。提案なんだけど、みんなで協力してスズ、取りに行かない?」

サクラ
「は?でも、みんなで行くなら誰か絶対落ちるじゃない!」

ユヅキ
「大丈夫!そこは気にしなくていいよ」

サクラ
「え?でも……」

ユヅキ
「考えておいて。あと2人も誘いに行くから。」

私はサクラちゃんをおいて、次に移った

ナルトくんの方を見るとちょうどひと段落ついてたみたいだ

って、落ちてるスズ拾おうとして罠に引っかかって逆さまになってる…

そして、ナルトくんとカカシさんが少し話してると

クナイや手裏剣がたくさんカカシさんに刺さった

ま、変わり身だったみたいだけど

サスケも場所を変えたみたいだね

そして、ナルトくん、今一人だ

ユヅキ
「ナルトくん。」

ナルト
「ん?ユヅキか?助けてくれってばよ!」

ユヅキ
「うん。でも、少し私の話聞いてくれる?」

ナルト
「わかったってばよ!」



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