第3章 二口流対応策
元々部活が今日は少し早めに終わる予定だったらしく、部活後の体育館には茂庭、鎌先、笹谷、二口、そして華楓がいた。
その体育館の外には二口を待つ青根がいた。
青根の姿に気づいた二口が
「先帰ってていいよ」
というと黙って青根は大きく首を横に振った。
「あー、じゃあ中で待ってて」
そういい青根を体育館の中に入れると二口は華楓の方によってきた。
「うおおおお!!!久しぶりにバレーボールするぞおおお!!!!」
「かまちうるさい(笑)てかさっきからやってるだろ!」
自分たちだけになった体育館ではしゃぐ鎌先に茂庭が母性本能でツッコミを入れた。
「いいだろ別にうおおおお!!!」
「ちょ、かまち脱いだ服振り回すなよ!!…って」
「あっ!?…」