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日々草をたずさえて【青春×機関銃】

第7章 戦闘開始


「実は立花さん、セーフティーかけたままで撃たれはしなかったんスよねー。でもそれがなかったら確実に俺の負けっスからね」
「あー・・・折角忠告したのに結局蛍はセーフティーかけっぱなしだったのね・・・」
「あ、そうなんスか?立花さんもうっかり者スねー」
「藤本君が相手だったから勝てたようなものよね」

藤本以外だと、逆に絶好の機会と言わんばかりに狙われて撃たれるのが普通だろう。
TGCは藤本のような優しい人間は少ない。
寧ろ殆どいないと言っても過言ではない。

「でも緑さん強いスから。俺が負けても大丈夫っスよ」
「そうね。多分永将さんは正宗と遊んでるんでしょうね」

正宗で遊んでる、が正しいかもしれないけど。
という花子の呟きはあまりにも小さいもので、藤本の耳に届くことはなかった。
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