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日々草をたずさえて【青春×機関銃】

第6章 開幕


立花の確固たる決意。
しかし花子の目にはそう言っている立花の顔には、まだほんの少しの迷いが見えた気がした。

「君ならそう言ってくれる気がしてたよ」
「雪村さん・・・」
「お願い立花君・・・俺と一緒に戦って、まっつんを、助けて」
「・・・え、松岡さんを助けるって・・・」
「・・・そう。あの、化け物達から」

雪村が視線を向けた先にいたのは、白い軍服を身にまとった三人組。
緑達のチームであるホシシロ。
そしてそれと同時に、松岡の引いたトーナメントくじでトイ☆ガンガンの初戦の組み合わせが決定していた。
トイ☆ガンガンの横に書かれていたのはホシシロ。

四回連続優勝のホシシロと復帰したトイ☆ガンガンが激突だ

そんな声がどこからか上がった。
いつかはホシシロと当たるとは思っていたが、初戦から当たるとは松岡も雪村も、もちろん花子も想像していなかった。

「・・・さっき言ってたこと、本当になっちゃったね立花君。それじゃお手やわらかに殺し合おうか」


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