第4章 家庭訪問
彩「棗さんどうぞ」
棗「悪いな」
要「彩ちゃん料理得意なんだね」
彩「はい……料理するの好きなので」
棗「美味い」
彩「本当ですか?」
棗「あぁ」
椿「彩今度作ってよ」
彩「私がですか?」
椿「うん」
要「じゃあオレもお願いしようかな」
彩「わかりました」
椿「本当!?」
彩「はい」
椿「ありがとう☆」
彩「時間まで勉強したいですけど」
要「ここでしていいよ」
彩「お邪魔になりませんか?」
梓「大丈夫だよ」
彩「宿題を終わらせたいのでやりますね」
椿「ねぇ桜ヶ丘学園の宿題ってどんな感じ?」
宿題をみて
椿「……コレ本当に高校2年生の問題?」
彩「はい」
椿「コレ絶対高3以上でしょ!」
要「どれ……本当だね」
彩「そうなんですか?」
光「高1の時の教科書持ってるか?」
彩「部屋にあります」
光「取ってきてくれないか?」
彩「わかりました」
彩がいなくなって
梓「ひか兄?」
光「桜ヶ丘学園の教科書見たくないのか?」
棗「コレもしかしたら大学で習う問題も出てるかもしれないな」
5分後
彩「持って来ました」
光「ありがとう」
彩から教科書を貰って
光「………」
要「ひーちゃん?」
光「コレ……高1じゃあない高2から高3にかけての問題だ」
椿「マジ?」
要「じゃあ今は」
光「多分高校3年の勉強だと思う」
彩「そうなんですか?てっきり高2かと思いました」
梓「相当頭いいだね」
彩「勉強してると楽しいので」
椿「スゲェ」
要「邪魔してゴメンね」
彩「いえ…大丈夫ですよ」
光「時間までやってな」
彩「はい」
勉強中
棗「京兄より頭いいんじゃあないのか?」
光「そうだね」
要「まぁ、本当に凄いね」