第4章 家庭訪問
授業が全て終わって
煌大「一緒に帰ろうぜ」
彩「ゴメン迎えに来るから」
千尋「迎え?彩のお父さんって海外じゃあないのか?」
彩「実はお父さんの再婚相手の兄弟がいるの」
千尋「え?」
煌大「マジ!!家族増えるんだな」
彩「うん」
桜ヶ丘学園前
彩「じゃあ明日ね」
千尋「あぁ」
煌大「バイバイ」
千尋と煌大がいなくなって
彩「ふぅ」
光「彩」
彩「光さん」
光「帰ろうか」
彩「はい」
車の中
光「授業楽しかったか?」
彩「普通ですね」
光「まぁ楽しいっていうヤツあまりいないならな」
彩「そうですね」
サンライズ・レジデンス
光「着いた」
彩「ありがとうございます」
光「車しまってくるから先に中に入ってろ」
彩「はい」
リビング
彩「ただいま帰りました」
右京「おかえりなさい」
椿「おかえり☆」
梓「おかえり」
要「彩ちゃんおかえり」
彩「椿さんに梓さんに要さん」
要「今日オレら仕事お休みだからね」
彩「そうなんですか」
右京「お昼ご飯はパスタです」
彩「先生3時頃に来られます」
右京「わかりました」
要「彩ちゃんの担任の先生って男の人?」
彩「はい篠川先生です」
要「篠川?」
彩「はい」
要「篠川卓海っていう?」
彩「知り合いなんですか?」
要「いや……聞いたことあるなって思ってね」
右京「パスタは何にしますか?」
彩「何でもいいです」
椿「カルボナーラがいい」
要「いいね」
右京「彩さんもよろしいでしょうか」
彩「はい」
昼食を食べ終わって
彩「美味しかったです」
右京「本当ですか?」
彩「はい」
ガチャ
棗「ただいま」
右京「棗?」
棗「仕事終わらせて来たから帰ってきた」
右京「お昼ご飯はいりますか?」
棗「あぁ頼む 」
右京「わかりました」
彩「右京さん何か手伝いましょうか」
右京「では、棗のご飯を作ってもらってもよろしいでしょうか」
彩「はい」
椿「棗ズルイ!!」
右京「少し資料を整理して来ますので」
彩「わかりました」
右京「自分の部屋でやりますので何かありましたら私の部屋に来てください」
彩「わかりました」
棗「悪いな」
彩「いえ……大丈夫です」