第3章 出会い
夜の10時頃
彩「んっ」
カラカラ
ガチャ
彩「要さん?」
要「起こしちゃった?」
彩「いえ……ちょうど目が覚めたので」
要「コレ兄弟全員からのお見舞い品」
彩「こんなにたくさんあるですね」
要「雅兄がウサギの人形で京兄はフルーツでひーちゃんは小説でつばちゃんとあーちゃんはCDでなっちゃんはゲームでるーちゃんはアロマキャンドルですばちゃんはスポーツドリンクで祈織からは花束で侑ちゃんは漫画でわたちゃんはお手紙で絵麻ちゃんからはゼリーだよ」
彩「スゴイです」
要「そしてオレからは」
彩の頬っぺたにkissして
チュッ
彩「!?//////」
要「早く元気になってね」
彩「おやすみなさい」
要「それと汗かいてお風呂に入りたいなら5階のお風呂に入ってくれる?」
彩「え?」
要「今、彩ちゃんの部屋のシャワー壊れててね」
彩「わかりました」
要「わからないなら机の上にある地図見てくれる?」
彩「わかりました」
要「おやすみ彩ちゃん」
要が部屋に戻って
彩「汗かいてるからシャワーでも浴びよう」
リビング
彩「えーとお風呂場は」
椿「オレお前の事が好きなんだ」
梓「僕の方が好きだよ」
棗「待てよオレら兄弟だぞ!」
椿「そんなことわかってる!」
梓「兄弟でも愛には勝てない」
棗「………」
ガタッ
三つ子「!?」
絵麻「えっ/////」
彩「絵麻?」
絵麻「お姉ちゃん、」
椿「アレ?絵麻に彩じゃん」
梓「彩体調は?」
彩「寝てたので大丈夫です」
棗「風呂に入るのか?」
絵麻「あの!?」
三つ子「?」
絵麻「私応援してます!」
彩「絵麻……勘違いしてない?」
絵麻「え?」
彩「コレ練習ですよね」
棗「よくわかったな」
彩「椿さんと梓さんは有名なので」
絵麻「有名?」
彩「絵麻“ナツ☆恋”って言うゲーム覚えてる?」
絵麻「もちろんだよ!?学園内の恋愛ゲームで私、その中で珠月さんと和泉さんの声が大好きなんです」
彩「和泉さんの声が梓さんで珠月さんの声が椿さんですよね」
梓「よくわかったね」
絵麻「えっ!?」