第1章 まだ気がつかない
「やっぱり、休日だけあって混むな〜」
「そうですね〜気をつけないと…」
街の方へ出れば、人は多い
「キャッ。」ドンっ
は人にぶつかりよろめく
「言ってるそばからかよ。ほらっ」
福井はそう言うとに手を差し伸べる
「えっ…」
「あぶねぇつってんだよ。」
は意味が分かり顔を赤くしておそるおそる手をとる
福井先輩はソッポをむきながら
サッサと歩き出す
チラッと福井の顔を除くと
向こうを向いていてよく見えないが
耳が真っ赤になっていた
それがなんだか気恥ずかしくてまた顔に熱がこもるのがわかる