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【薄桜鬼企画】盧生の夢
第5章 鬼灯の日記
_________この先、戦も激しくなっていくだろうし、不安しか無いけど、少しずつでもこの恩を返せたらいいな。
◇◆◇◆◇
「ふぅ。やっと書き終わった。」
一息ついて、開けっ放しの襖から外を眺める。
緑が青々と生い茂り、蝉の鳴き声がいっぱいに響く。
「夏の風物詩、だね。うん。よしっと。」
一回伸びをして体を解して。そして今日も前を向くの。
「お洗濯、さっさと済ませちゃおう!」
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