第30章 明日へ
恵土「私が…救った?いつ?」
那須「いつでも…
あなたが、笑いかけてくれましたよね?
いつだって…
心配してくれたり
(恵土「寒くなってきたけど大丈夫か?毛布いるか?
(毛布を掛けようとする」)
気にかけてくれたり
(恵土「あそこはもうちょっと
右斜め2度上の方がよかったな(微笑)
あと差し入れもってきたぞ^^♪
桃、お前の好物だったよな?(微笑」)
楽しいことを考えてくれたり
(恵土「次の日曜空いてるか?^^
楽しいこと企画してるんだがどうだ?b(にや&キラン」)
救われてきましたよ…
心も、体も…
いつだって、たくさんの人を救って
明るさも温かさも優しさも…
たくさんのものを与えてくれました^^」
それと同時に、太陽の光が優しく二人に差し込んできた…
恵土「…っ(じわっ)
うっ;」
そんな折、その言葉に対して涙が零れ落ち
地面に両手をつきながら、拳を握り締めた…
その肩に、那須は手を添えながら…
那須「だから…
私にも、返させて下さい。
あなたがしてくれたように
立てなくなったら支えます。
愚痴をこぼしたくなったら、いつでも聴きます…
だから…元気を出して下さい……
希望に満ちた日々を与えてくれたように…
いつも、心を傍に置き続けてくれたように…
私も、傍で助けさせて下さい^^(涙」
そう言いながら
両目を瞑って泣き続ける恵土を、優しく両手で抱き締めて寄り添っていた…
まあ、それを見て涙をする人が居たり
菊地原「まったく。
何だって、何度も言われないと解らないんだか(溜息)
まあ、それだけ過去の重圧とか傷がひどかったのも解るけど(ぼそっ」
歌川「恵土先輩;;大丈夫ですから;;;俺もついて;;;」
菊地原「歌川泣き過ぎ!!あと汚い!
菊地原「まったく(溜息)
風間さんは、そんなことないですよね?」
風間「ぷいっ)…」
菊地原「あ…
(半分泣いてる」
歌川「恵土先輩いいい;;(ぼろぼろ」
菊地原「うるさい。そして汚い、黙れ」
悪態をつく人もいたわけだが
なんだかんだ言って、その幸せを心から願っていた…