第46章 解禁
その私が抱いた想いは、誰もが同じみたいで…
とても嬉しそうに微笑んでくれた。
それが、私にとっては何よりの救いで…
天を見れば…
『大丈夫だ』って、死んだ皆が言ってくれたように感じた。
死ねば、あの世に還る。
成仏して、昇っていけば…
あの世から、この世の全てが視えて聴こえる。
だから………
恵土『ありがとう、生きるよ…(微笑』
自分のせいだと悩むのも
死にたいと思うのも
これで、最後にしようと思ったんだ………(微笑)
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天を見つめる中
太陽は温かく、風は爽やかに吹いていた。
穏やかに微笑む中、時は過ぎていく…
未来へ向けて、時が進むという事実は変わらぬままに……
誰かを思いやる気持ちを忘れずに生きれば、通じ合える。
通じ合えない人が居ようとも
決して変わらぬものもあれば、変わるものもまたある。
目に視えるもの、視えぬもの、感じ得ぬもの…
それでも、自分という生き方を見つけて進んでいけばいい。
それそのものが、自分自身で
その証だから…
それが、産んでくれた人たちや
関わって、自分が自分となる礎になった時を与えてくれた人たちへ
自分ができる、唯一の恩返しだと思った。
これからは、自分の道になる。
想像しえぬことがあっても、時は進んでいくから…
どう感じるか、どう思うかも、その人次第。
後悔のないよう
もし後悔があったとしても、反省や教訓や学びに変えて
無駄にさせない。
それが望みだと思うから…
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~あとがき~
7か月に渡る長期連載でした。
私の伝えたいこと、感じたこと…
それらはもう既に、ここに詰まっています。
長々し過ぎて読みづらい事も下らない事も
意図などが解りづらい事もあったでしょうが…
今までご愛読して下さり、本当にありがとうございました!(お辞儀)
自分は今でも未熟で、学んでいく段階にありますが
それはまた、これからの人生の中で…
これで、鬼神乱舞の更新は終わりです。
それでは、さようなら。
読者の皆様のご多幸をお祈り申し上げます(土下座)
(4月16日AM1:26~AM2:01、1780~1782(3ページ)更新)