第30章 明日へ
恵土「玲、大丈夫か?」
那須「大丈夫よ(微笑」
恵土「そっか。よかった(微笑」
その後、ほどなくして中へ入り
熊谷「そういえば、紅葉狩り面白かったわね」
恵土「あ~。
小南と太刀川たちも連れてったあの時か」
那須「ええ。あの時は楽しかったわね^^」
恵土「紅葉狩り、あっちの山でやったんだよね?」
日浦「そうでしたね^^」
志岐「そういえば、当時凄いことをしてた。
山へ行って、紅葉狩りをしようとするまでの間は普通だったけれど」
那須隊『ああ』
恵土「うっ//;あれはだなあ;(汗」
那須「本当に狩ろうとするから^^(くすくす」
口元を手の甲で抑えながら笑いだす那須達
熊谷「二度頷)うんうん!^^
『?狩りに来たんだろ?
だったら、山にある紅葉を全て切り落とさないとダメじゃんか!(ぐっ!!&真剣』
って大まじめに言って刀を取り出すもんだから(目を瞑って微笑)
くっくっくっ^^//」
恵土「!!///////(かあっ!!」
日浦「とっても楽しかったですね^^」
志岐「太刀川さんは料理目当てで来てましたよね(苦笑」
日浦「陽太郎って子も来てましたよね(微笑」
那須「小南先輩も楽しんでくれたみたいでよかった(微笑」
そう思いながら思い浮かぶ光景は…
敷かれたシートの上に座りながら
重箱の弁当から餅を取って、満面の笑みで食べながら満喫している太刀川と
重箱から小南の好物を取ろうとする陽太郎と、それにチョップする小南
それをよそに溜息をつきながら
雷神丸が陽太郎の傍らに座っており
恵土は、自身で作った重箱弁当を並べながら
シート上でのその光景を見て
那須隊の人たちと
楽しそうに、満面の笑みを浮かべていた…
その時もまた今回と同様に
男性(特に年上)が苦手な志岐のために
志岐の頭が、男を男として認識しないよう始祖神の力をかけていた。
その当時
全員が全員、最後には満面の笑みを浮かべ
とっても楽しく、穏やかで温かな一日を過ごしたのだそうな…
(1月2日PM10:28~3日AM3:35更新、982~990(9ページ))