第30章 明日へ
そして現在…
恵土「もう、あれから1年11か月か…
一昨年の3月22日だったかな?」
太刀川『ああ…
だから運転はさせるな!!
そして、後部座席には乗るな!!』
那須隊『くす)^^』
那須「本当に仲がいいのね(微笑」
熊谷「そうね。
通じ合ってる感じが凄く伝わってくる!^^」
恵土「?そうか?」
那須隊『絶対そう!!』
日浦「あと、凄く意外な満面笑顔」
風間&恵土『!!』
志岐「綺麗だった」
風間&恵土『!//』
恵土「あ、そういえば…
私が入院してる時、皆ってどうしてたの?
聴く間がなくって忘れてた」
『あー………』
恵土「そんなに言い辛いんか?(首傾げ」
小南「一番大変だったのは陽太郎ね;
恵土が目を覚ますまで何も食べないって言い出すんだもの;」
恵土「え;」
レイジ「秀次の方が深刻そうだったがな。
2週間ずっと集中治療室の前のベンチで座り続けていた」
烏丸「一時、凄い勢いで跳び起きて
ガラスの方に手を付けましたけど泣いてましたし。
多分、夢でも見てたんでしょうけれど」
恵土「たらたら)…;」
緑川「僕たちだって心配したんだから」
木虎「死にそうになるような心痛が;」
黒江「お守りとかたくさん買ってきた」
恵土「あの山はお前がやったのか!;」
黒江「頷)…」
こっくりと頷く効果音まで伝わってくる中…
恵土「あ~。心配かけてごめん;」
村上「ボーダーの中でも、ほぼ全員が駆け寄ってましたよね?」
東「ああ。
少なくとも、恵土の知り合いや教えた人たちは来ていたな。
ただ、その当時は気管切開で微動だにしていない上に
生気のない顔立ちのまま、横たわり続けていたから…
まずは生死を聴かれたな(苦笑」
恵土「…何というか、申し訳ない;」
菊地原「まあ、その分学校をさぼれたのは良しとして」
恵土「よしじゃねえよ!;
ってか鋼!お前、受験生だろ!大丈夫か?;」
村上「大丈夫です。もう受かってますから」
恵土「そっか。ならいいんだが;」
その時、ほとんどの人が思った…
この人、隊員の内情を誰よりも解ってるんじゃ?
と…