第30章 明日へ
風間「………」
恵土「そんなに深く考え込まなくてもいいからさ^^;
したいこと、言えばいいんだよ。
やりたいこと、何でもいいから言って。
ありのままにぶつけていい。
思ったことを素直にぶつけてもいい。
今までだって、そうしてきた。
それを変わらず受け止め続けてくれた。
私の場合、何でもそのまま受け入れる方だけどさ…
それでも…何でかなあ…
きくっちーみたいなタイプの人の場合
皮肉言ってじゃれ合って、そういうのが楽しみに変わるもんだから…
ん~~~。
要するに、私がお前に言いたいのは
いっつも頑張って、きっちりやっているのが風間だろ?
だけど、少しは羽を伸ばして
自由にやりたいことや思ったことを言っていいよってこと(目を瞑りながら伸びをして微笑む)
ありのままのお前をぶつけても、私は否定しないし
それが風間だって解ってるから、逃げたりしない(微笑)
だって…それごと愛してるからさ^^」
風間「……(微笑)
いつも、ぶつけさせてもらってますよ」
恵土「え?どこが?」
風間「…あなたがいること…
それだけで十分幸せですし
そういう風に想って、接し続けてくれる人がいるから
今もまた、頑張って生きていけるんですよ^^」
恵土「!//
(風間の満面笑顔、初めて見た//(ぽー))
風間…
私も、お前のような奴がいると本当に助かるよ^^//」
照れ臭そうに笑い合う中、再び歩み始めた…
さあ、また頑張っていこう
その想いと共に、前を向いて
陽太郎「遅いぞ恵土!」
恵土「今行く!」
風間「俺も、同じですよ」
恵土「ん?」
風間「俺も、どう接されても
もともと、あなたのことを尊敬していて
それが失われるような下らないことばかりやっていたとしても
どれだけぶつかり合ったとしても
優しく包み入れて、それごと受け入れて大事に想ってくれる…
愛してくれる、そんなあなたが…
全て知った上で、やっぱり…
一番、尊敬していますよ(微笑」
恵土「微笑)…
そっか^^
結構嬉しいな♪
いつもありがとう、風間^^」
風間「俺の方こそ、いつもありがとうございます(微笑」
そう握手を交わす中…
太刀川「ずりぃずりぃ!!」
陽太郎「はやくこおおい!!」
ギャーギャー騒ぐ人がいたのは別の話である…;