第30章 明日へ

入っていく中

太刀川「っていうか…
結局の所、一体何の用だったんだ？」

恵土「城戸さんに渡すように頼まれたんだ。
『書類を届けてくれ！特急で頼む！ｂ（キラン』って。

で、道中で本部に向かってる風間を拾って
同様に太刀川も拾って向かうことになったってこと」

歩きながら、書類を出しながら言い


風間「子供を連れてくる必要はあったのか？」
陽太郎「子供ではない！
玉狛支部・最強の師の弟子であると同時に
ボーダー隊員の林藤陽太郎だ！！（ばーん！！」

恵土「邪魔だから連れてけってさ。
ほら雷神丸、陽太郎のっけてあげて」
雷神丸「ばふっ」
陽太郎「ふっ。『乗れ』か。
仕方がない、乗ってやろう！！」

そして、雷神丸の背に乗る陽太郎だったが…


太刀川「完全に主従逆転してね？；」

恵土「大丈夫。一応信頼関係はあるから」

風間「これからは激しい運転だと自覚してやめて下さいね？」
恵土「無理。
そういう運転の仕方しか習ってないし
それで免許皆伝だー！ってもらったからできないと思う。

だから、必要な時は頼むな？^^」
風間「しかｓ
太刀川「任せて下さい！！ｂ（キラーン」

恵土「頼りにしてるよ//（微笑」
太刀川「おっしゃやるぞおお！！」

風間「はあ；（溜息」
恵土「いつもありがとう、風間（微笑」

肩に手を置きながら言う中


風間「いえ。いつものことですので」

恵土「…風間もさ、たまにはわがまま言っていいんだよ？」
風間「？」

そう足をとめながら言う恵土に対し
ふと、同様に足を止める風間


恵土「いっつもさ…
私たちのこと、たててばっかじゃん。

今やA級になって
優しくて頼りになる隊員になったけどさ。

やっぱ…まだまだ手のかかる所もあって
だから目が離せなくて、ついつい様子を見に行っちゃうんだよなあ。

東に関しては免許皆伝してるからたまに世間話って感じだけどさ…

助け出した奴等に関しては…
どうしても、こう…

なんか、言い表し辛いんだけどさ…
大丈夫かなあって心配になるんだよなあ…

お前、甘えること少ないけれど
たまには甘えてきたっていいんだからさ。

我がまま言っていいんだよ（微笑）
こっちはたくさん、一杯聴いてもらってるんだから^^」