第5章 クリスマス
そんな中
木虎「悔しいんですよ…
あんな言葉を聞いているだけで…っ;;」
涙を流しながら呟かれていた…
それに対し、黙ったまま聴き入っていた…
木虎「あんな過去を背負って…
帰る場所も、もうどこにもなくて…
(一人、瓦礫の中で立ちすくむ恵土が思い浮かぶ)
家族も、友達も、居場所さえも…
全部なくしても、あんな風に相手のためにって…;;
(満面の笑みを浮かべ、明るく向き合う恵土の姿がちらつき)
それなのに…
それなのにっ;
その努力も…
相手が幸せそうに笑ってて欲しいって、恵土先輩の想いも…
あんな風に、踏みにじられるなんてっ…
それまでの努力が…
全部、バカみたいじゃないですかっ!;;」
それに対し、状況を把握した
嵐山以外の隊員たち。
木虎「うっ;あっ;;
うっ;ひっく;;ぐすっ;;」
そう膝から崩れ落ち、泣きじゃくる木虎…
落ち着きを取り戻すのは、30分後だった…
それに対し
周囲は、木虎へ優しく接していた。
恵土「よぉ~す!
忍田さんが呼んで…
ってどしたの?
皆、木虎の周囲に集まって」
『ギックゥ!;)!;』
時枝「噂をすれば影が差す」
恵土「え?;(きょとん」
その直後、木虎が時枝を引っ張りながら
木虎「言わないで下さいよ!(こそこそ」
時枝「言ってもだいj
木虎「言わないで下さい!(くわっ!」
時枝「…;解ったよ;(溜息」
恵土「?どうした?」
木虎「いえ、何でもありません!^^」
恵土「そっか(微笑)
…何か落ち込むようなことがあったら言えよ?^^」
木虎「はい!//(微笑」
恵土「あ、何だったら要件が終わってから
どこか一緒に食べに行くか?ちょうど昼になるだろうし。
お前の好きなもん、一緒に食べよう^^
辛いのをさ♪」
木虎「ぱぁ)はい!^^」
そうして、いつも通りに戻っていく…