第5章 クリスマス
木虎「!…
嵐山、先輩…」
嵐山「落ち着け、木虎。
それとお前ら…
恵土と同じ目に遭って、あんな風に出来るか?(睨」
「いえっ!」気を付け
「できません!」気を付け
嵐山「そうか…
それが解っているならいい(微笑)
すまなかったな、うちの木虎が(苦笑」
「いえ…その」
「軽い気持ちで、その…」
『すみませんでした!(お辞儀』
きちんと謝るC級隊員たちに対し
嵐山「…それは、恵土に対して言うんだな。
まあ、知ってもいない状態で
いきなり謝られればなんだと思われるかもだが…
ほら行くぞ、木虎」
木虎「…はい」
うつむきながら
嵐山隊の部屋へと歩いていき、入っていく…
そんな中、泣いてはいないものの…
一生懸命、歯を食い縛っていた…
ばたん(扉を閉める)
時枝「遅かったですね」
嵐山「いや、ちょっと野暮用があってだな^^;」
木虎「…」
申し訳なさそうに言う中
壁に向かったままの木虎…
佐鳥「?何かあったんですか?」
嵐山「…まあ、そうだなぁ(後ろ頭をかく)
…とりあえず、木虎。
ここなら、大丈夫だ。安心していいぞ^^」
そう、木虎の右へ回り
左肩へ手を伸ばし
ぽんぽんっと肩を軽く叩く…
その時、一つのしずくが落ちるのが見えた…
木虎「っ;うっ;(泣き震え」
綾辻(泣いてる?何で?)
肩を震わせながら、壁に向かったまま泣いていた…
木虎「何で…
あんな風にっ;言えるんでしょうかっ;(涙」
嵐山「!そりゃあ…どうだろうな^^;
単純に思ったことを言っただけってことなんだろうが
度が過ぎるってこともあるしな」
木虎「悔しいです…;」
嵐山「え?」