第29章 田中隊
恵土「もう一人のアタッカーは
バッグワームを起動して隠れてる最中か。
それにおいても気を付けろよ?」
『了解!』
シューターから来られたバイパーに対して
シールドを合わせてフルガードでしのいだ直後に
太刀川がグラスホッパーをシューターへ向けて跳べるように起動
シールドが解けた直後に、風間が跳び
一人になった太刀川に対し、最後のアタッカーが斬りかかる。
太刀川が斬りかかろうとした直後
それを撃ち抜こうとして、スナイパーが撃った。
だが
恵土「なるほど。そこか(にや&ギラ」
ギラリと瞳を輝かせた恵土によって
がきぃん!!
本来なら当たるはずだった太刀川の側頭部に
「小さなシールド」を恵土が起動させて防いだと同時に
放つであろうアステロイド弾のトリオンを
分割させていたシールドで集約させながら融合させて撃ち
離れようとしながら背にシールドを展開させたスナイパーに対し
シールドごと貫通させて撃ち貫き、ベイルアウトさせ
アタッカーも太刀川が斬り伏せた。
時は少し戻り、バイパーを撃った直後に
「アステロイd
ずばぁん!!
アステロイドを起動させようとするシューターに対し
風間も跳躍しながら、それよりも早くスコーピオンを伸ばして切り捨てた。
恵土「よぉし。完全勝利!^^」
太刀川「やったぞ、恵土!^^」
風間「やっとまともにやり合えた、か」
一息つく中、勝敗を告げられた後に転送された。
沢村「お疲れさま!^^
凄かったよ!変態狙撃!!」
恵土「それは嬉しくないネーミングだ;
ただ、狙い撃ちされないよう
入り組んでた場所へ飛び降りて逃げるスナイパーが
着弾までに、どの場所の空中にいるかを予測して
1発目で邪魔になる壁をぶち抜いて
2発目で仕留めただけだぞ。
その間は0.02秒もなかったはずだ。
誤差は0.08%だが;(溜息」
沢村「それでもっと凄さが増してるから;」
その壁抜きは、伝説レベル級だったとのことから
スナイパーとしての実力もまた証明されたらしい…