第29章 田中隊
斬りかかるも
ずばぁん!!
即座に叩き切られ
斬りかかると同時に
グラスホッパーで間合いを詰めると同時に斬り裂き
何かしようとすると同時に
瞬時に斬り裂かれ続けるばかりになっており…
恵土「ふううううううううう!!」
口から蒸気を出しながら白目になって睨み据えながら
暴れくるう恵土は…
恐怖の域を凌駕し切っていた…
沢村「ごめん。
飲み物を買うのに手間取っちゃ…
何してるの?;」
堤「恵土先輩がキレたあああ;;;(ガクブル&涙」
恵土『堤ィ!声が聴こえねえぞ!!(ギラン』
堤「ひっ!;ずみません!!!;(涙声」
両目が光る中、それは5時間にわたり続いたという…
その間、5万回ほどは負けたらしいのだが…
太刀川「くっそぉ。
もう一回だ、もう一回!(ぐたぁ~」
風間「あと、もう少し…(ぐたぁ~」
ぐたぁ~としながらも続けようとする両者に対し
恵土(要するにこれって…
チームにおいての連携で
問題のあるやつを押し付けられたってことじゃんか!!;
個人プレイしか出来ない奴を!;)
それを見ながら、城戸司令の思惑が解った気がした…;
恵土「問題児を押し付けて
鍛え上げられるのならそうしようってことか?;
まあ確かに、玉狛第一は
『神の采配』だかなんだか言われながらも
オペレーターとしてデコボコ集団を何とかまとめ上げてたわけだが…;
今回は、流石に…;)
…;
まあ、お前ら個人の戦力は凄いよ。
B級の中じゃ、お前らに勝てる奴はいない」
太刀川「ぱあ)認めてくれんのか?」
恵土「でもチームとしては誰よりも弱い。
理由は解るか?」
太刀川&風間『邪魔をするから』
恵土「お前らまず仲良くしろ;」
太刀川/風間『邪魔してくるから無理/です』
恵土「何でこういう所だけ息ピッタリなんだ!;
とりあえず…
二人とも戦うべき相手を見誤るな!!
チーム戦において戦うべき相手は
己と違うチームのみだ!!
同じチーム同士で争い合ってる場合じゃない!
各々違った相手を狙うようにしろ!」
そう一喝した後…