第29章 田中隊
2011年1月20日
恵土「…あの;
忍田さん、どうかしたんですか?;
太刀川と風間を連れて;」
忍田「…城戸さんから言われたと思うが、俺からも頼む!
再び田中隊を結成して
慶と風間を入れてやってくれ!!頼む!!!(90度お辞儀」
恵土「ええ!!??;」
忍田「お前らも頭を下げろ!!」
そう振り返る中
太刀川「え?え?」
状況を飲み込めておらず、?を浮かべる太刀川と
風間「…」
風間は例の事件、庇われた経験からか顔をそらしていた。
顔を合わせ辛いのか?
恵土「えっと…
悪いけれど、城戸司令にも言った通り
今は遠征とか玉狛支部の方が忙しくてそれ所じゃないから断るっt
忍田「無理を押して頼む!!!!(土下座」
『なんだなんだ?』
と周囲が騒がしくなる中…
恵土「えっと;あの;(おろおろ」
忍田「隊員の育成に関しては、恵土の右に出る者はいないと思う!!
そして実力も、俺以上だということを理解している!!
忙しいのも解る!!
大変なのも解る!!
だが、これからのボーダーの行く末はお前にかかっていると言っても過言ではない!!!!」
恵土「え…;
あの;わr
忍田「お前以外頼れる人はいない!!!
お前以上の適任はいない!!!!
だからどうか頼む!!!!!
田中隊を再び結成して欲しい!!!!!!(深々土下座」
『ええええええええええええええ!!!!??;(汗』
周囲に人が集まり、逃げることも不可能
しかも、撮影までする人までいる始末…
おろおろする中、叫ばれた言葉に対し…
思わず衝撃と共に、叫び声をあげつつも…
「どうする?どうする?」
みたいな視線を感じ、逃げ場はない…
ハッキリ言うと、退路を断たれた…
忍田さんの策略だということを理解したのは
少し後の出来事であった…
そして理解した後
恵土「…」
断るわけにもいかず;
恵土「溜息)…解りました。
こちらこそ、よろしくお願いします(深々土下座」
渋々了承したわけで、同様に土下座して言ったのだが…
『よっしゃああああ!!!!!』
なぜか周囲が沸き立つ中、微笑んでいた忍田は…
どこか、少し怖い感じがしたという…;