第28章 想い
勢いよく引っ張り出された中、ゲートが閉じる。
ぼぉっ!!
閉じられたゲートの隙間から小さく火柱が上がる中
ずさぁ!!
床に秀次があおむけの状態で叩きつけられ
恵土が首に両腕を回して抱き付いていたため
覆い被さる形で着地していた…
恵土「…へ…
へへっ(目を瞑ったまま笑う)
結局、皆と一緒に生きること選んじまった^^」
そう呟かれる中
『おっしゃあああああ!!!!』
どっずぅん!!!!
恵土「うぎゃあああああああああああ!!;;
重い重い重いいいいいいいいい!!!!!;」
ほぼ全員が歓喜の叫びをあげて跳び付き、押しつぶされる
秀次「チーン)・・;(顔面蒼白」
恵土「秀次!!;
しっかりしろおおおお!!!!!;(ゆさゆさ」
そんな中、皆が恵土からどいて数分経過した頃…
秀次「お前…体重考えろ;」
恵土「それ以前に皆が乗ってきただろうがああああ;;」
太刀川「何言ってやがる秀次!!
恵土の体重は「脂肪」じゃねえ!!
109 82 108の「筋肉質」体型だぁああああ!!!
鉄筋コンクリートだって素手でぶち抜けるんだぞ!!(くわっ!」
『…』
シーン
突如放たれた言葉に、一時固まった
恵土「…誰だ、スリーサイズ教えた奴は(ギロッ」
『!!??;』
太刀川「いや、その;
だってほら!106だったのが
最近90度お辞儀の状態で測って109だったんだろ?
アンダーは変わらずに83で;(たらたら」
恵土「だから…
それを教えた奴は誰だって聞いてんだよ(ギンッ」
太刀川「ビックゥ!;)
えっと…(滝汗)
ごめんなさい;
バレンタインの時に
セータープレゼントする前、測るよう頼みました;」
恵土「その時ばらすなって言わなかったっけ?;」
太刀川「いやその…;
すみません;
109 83のGだって、ばらしてすみません;」
『おお~!』
恵土「違う意味でばらしてんだろうがあああ!!!!(くわっ!!」
ごぉん!!!!!
鉄拳は、見事に太刀川の脳天を貫いた…;
っていうか、なんでこうなった?;