第28章 想い
恵土「まったくもう;(溜息)
まあいいか。
ほっといてもサイズは変わらんし。
多分、入院してた内に脂肪が落ちたか?
いや、それよりも筋肉が落ちるはずなんだが落ちてないな;」
そう言いながら
腕などを触って硬さを確認する中…
風間「それよりも怪我は?」
恵土「ない。皆無だ。
第一、迅が
私があげたトリガーで、即座に心臓の傷を回復させてくれたからな」
緑川「それ以前に体脂肪率いくつだったっけ?」
恵土「ん?
…何か解らんが
高精度計算サイトで測ってもらって計算したら22.204%だと。
体脂肪下がっとるし
他に違うので計算してみたんだが…
『BMI=82kg/(1.63m*1.63m)=30.8630358
82*22.2/100=体脂肪量18.204kg
82-18.204=除脂肪体重63.796kg
63.796/2=筋肉量31.898kg
31.898/82*100=筋肉率38.9%
筋肉率は高く筋肉量も多い方
からだに占める筋肉の割合が高く、
しかも筋肉の量も多い「理想的なアスリートタイプ」です。
これからも適切な食事摂取と運動を行いましょう』
だってさ;」
風間「実際に触らなければわからないからな」
ゴスゴス
軽く小突くと
僅かな弾力の奥に、鉄筋以上に硬さを誇る筋肉があった
(というか実際に言われたこともある;)
恵土「まあ、片手逆立ちは今でも1分維持できるし
壁在りだが」
秀次「それよりも生還できたことを喜べ;
何でこういう話になる」
恵土「そういう話を仕掛けた人に言って欲しい;
な?太刀川(腕組み&ゴゴゴゴゴ」
太刀川「名前呼びから何で名字呼びに;;(しくしく」
恵土「…まあ
悪気があっていったわけではないんだしいいか;」
そんな時…
「確かに掴まないと解らないな」
「丸太だ」
「いや鉄骨だろ」
「骨じゃねえよな?」
「だったらマッサージチェア持ち上げれねえって」
恵土「なに好き勝手に人の体触って言ってんだ?(イラッ」
触りながら口々に言う人たちにイライラ度が増したとか;