第5章 クリスマス
そして、恵土の両足は自由になる。
瞬時に、掴んでいた「太刀川の左手」を
右足蹴りを繰り出した勢いを利用しながら
右手で掴んでいたので、それを引き寄せながら
左腕の肘打ちで叩き、弧月を離させる。
それを、左手で
空中で受け取りながら
太刀川の左手を掴んでいた右手を離しながら空中で回転し
太刀川(やべぇ)
咄嗟に太刀川が、
右手で、恵土の左足を受け止めた際に
地面に刺しておいた弧月を抜くよりも速く
スコーピオンを足の形にして伸ばし
足として軸とながら、勢いよく叩き切った。
太刀川「くそっ…」
「戦闘体、活動限界。
恵土3-太刀川0」
恵土「さてと。そろそろ疲れてきたか?」
太刀川「うるせぇ!勝負はこれからだ!」
恵土「じゃあ、かかってこい(微笑」
太刀川「おう!(微笑」
そして、再び戦いだす。
そんな頃…
迅「お、やってるやってる」
小南「へぇ。
結局、あんたたち来たのね」
風間「お久しぶりです」
挨拶し合う中
恵土と太刀川の戦いは進み続けており…
木虎(どうしよう…
防衛任務の休憩時間を利用してきたけれど…)
一人悩む人が、そこにはいた…
ちょうどその頃
嵐山「遅いなあ、木虎」
時枝「おそらく、あれに行ったんじゃないですか?
トリオン兵もいない分、暇だからいいですけど」
嵐山「いやまさか!;
木虎に限ってそんなことは……
あるかも;」
時枝「ですよね。
普段から、あの態度ですし」
佐鳥「なんたって、憧れてますからねぇ^^」
嵐山「のんきに話していていいのだろうか…;)
まあ、念のために
休憩時間が終わる五分前になったら、連絡するか」
何やら、決められた地点で待機中の嵐山部隊がいた…
この続きは
9月12日、晩11時以降に更新予定です。