第5章 クリスマス
風間「なるほど。
横へ振られそうになった次の瞬間
瞬時に、相手との間合いを詰めた。
それも、相手の視界に入らないほど
体勢を瞬時に低くし、間合いが詰まった状態から
しゃがみ込みながら
下から上へとスコーピオンを
全身の上へあがろうとする力をも加えながら
弧月ごと、太刀川を一刀のもとに叩き切ったということか」
宇佐美「うわぁ~。
相変わらず凄い戦い方してるね。
っていうか…恵土ちゃんに言わなくていいのかな;
もう、4人並んでるって;」
緑川&木虎『お邪魔してます』
三輪「ふんっ…」
もう既にトリオン体になって準備万端。
宇佐美「ちょっとだけ言っておこうかな」
風間「大丈夫ですよ。
見ていて参考になりますし」
緑川「そうそう。
待ってる間に好きなだけくつろげるし^^(もぐもぐ」
木虎「あんたは少し遠慮しなさいよ;(汗」
着いた順
1、太刀川(現在戦闘中)
2、風間
3、緑川
4、三輪
5、木虎
ソファーへの座り方は自由なので
のびのびとしている中
三輪だけ腕組みしてピリピリしてます;
そんな中、3戦目が始まる。
恵土「いくぞ!」
太刀川「おお!」
今度は恵土が、左手のスコーピオンで跳んで斬りかかり
太刀川は、その攻撃を防ごうと押し返す
その動きを利用し
後ろへ飛ばされた勢いを付けながら
右足を伸ばしながら、遠心力をつけて
右足蹴りを、太刀川の顎へと炸裂させる。
太刀川「くおっ」
後ろにのけぞる太刀川に対し
その右足へ左のスコーピオンを突き刺し
その柄の上で片手逆立ちしながら、
左回転することで勢いをつけ
左足のかかとから
右手に装備していたスコーピオンを出して
左足かかと蹴りを繰り出そうとする
だが、
瞬時にその足首を右手で掴み
左手にもった弧月に、頭が刺さるよう引き寄せる。
しかし、それをしのぎの部分を
右手の裏拳で叩くことで、横へと逸らして避ける。
太刀川「なっ!」
それと同時に右手で、太刀川の左手を掴みながら
右足で、太刀川の右手を蹴り飛ばす。