第28章 想い
風間「!…」
その言葉に、眉に皺を寄せる
と同時に、昔の出来事を思い出していた…
自分が18歳の時…
『お前、医者に向いてるな^^
お前の言葉、一言一言に説得力があるよ(微笑』
言われたことも…その想いも…
3年前、2013年2月20日…
今や、村のはずれにある
唯一残された、小さい頃からの恵土の家でもあるロッジに誘われていた…
恵土「悪いな。
この大吹雪で電気が切れちまってるみたいだ。
ろうそくの灯りで我慢してくれ^^;
さてと…
ってわけで、重大な秘密を暴露したい!//(微笑&キラン」なぜか自慢げな表情
風間「何でこういうタイミングで呼んだんですか?」
まだ敬語が外れておらず、恵土先輩呼びをしていた頃…
恵土「え~。
だってお前たちの同期の中でお前だけが尊敬語ばっかじゃぁ~ん(すりすり)
恵土先輩呼びばっかじゃぁ~ん(すりすり)
たまにはじゃれ合いたぁ~い!(微笑&ハグ♪」
風間「セクハラはやめて下さい(汗」
恵土「というのはさておいて…(風間から離れる」
風間((溜息)まったく。この人は;)
恵土「あ~。結論から言う。
私、3年後に死ぬ」
風間「…は?」
その中、ろうそくが揺れ
珍しく神妙な面持ちをした風間を、灯りが照らす…
恵土「信じなくてもいいぞ。
幼い頃、私が私に見た予知夢だ」
風間(ああ、ただの夢か
それなら外れる可能性が)
恵土「その的中率、100%!
凄いだろ!?村の中でも一番だったんだ^^b
今までで一度だって外したことなかったからな^^♪(るんるん」
風間(何でこの人は自分の死に目を嬉しそうに語ってるんだ?;)
そう眉をひそめる中…
恵土「…笑い話はここまでにしといて。
これ、ロッジの壁奥から見つけ出したんだ。
ここのロッジは、私が4歳の時からある。
懐かしいな、宝物の隠し場所はここだったなって…
そして探ってみると、それよりもさらに奥に日記が隠されていた」
日記を差し出しながら、呟いていた…
恵土「7歳になる前のものだ。
始祖神の力だってよ。
その当時の私は、左手の甲に紋章を宿していて
祖父上と母上も宿していた。
そしてその特徴は…
白い光と、温かさ…
なんか、見たことないか?」
そう言いながら、左手を差し出し…
あるものを見せた……