第27章 未来への進撃
そして言い出した本人は、唖然としていた…
遊真「なあ、恵土。
欲望に忠実って言ってたが
女も女ですっごいやる気出しまくってるぞ?」
迅「それだけ入れたいんだろうな^^;」
恵土「…え?マジで?;
半分冗談だったんだけど;」
城戸「責任を取れ」
恵土「いや!;1日だけってのでもダメ?;」
城戸「ダメだ(きっぱり」
恵土「ガーン!;)…;
!…ダメだ!!;
城戸司令…
私を本部に縛り付ける要因ができたって思ってる!!;(ガガーン!;」
ようやく意図に気付いたのだが、果たしてどうなることやら…;
次章に続く;
ちなみに、あの時の戦闘で
城戸が、他の隊に入れることの決め手となった点↓
恵土がアタッカーに囲まれていた時
全ての攻撃を、手首を掴んで他のアタッカーへ投げたり
空中でも体をひねって綺麗に避けながら他のアタッカーへ攻撃したりと
全ていなしていたのだが…
360度から囲ってアタッカーが襲い掛かる。
その際、恵土はそれらをほぼいなしながらも
スナイパーやシューターの援護射撃で
恵土の周囲1mmというギリギリの場所に撃たれ続けることで
神経がそがれ、極めて体の動きは押さえられる。
動いてもギリギリに外されるため、じれったい…
風間が、それによってイラついた恵土が
一瞬に作った「一筋のほんの僅かな隙」へ
上から下へ振り下ろしたスコーピオンによる
「鋭い一撃」が。恵土の左肩に当たったように見えた…
それに斬ったと誰もが確信した際
恵土の左肩から、ごく少量のトリオンが溢れ出した…
『よし!』
それと同時に喜びに包まれる中
風間「!おかしい…
恵土の体は生身のはず…
つまりこれは!)離れろ!!」
どっごぉん!!
そう気付いて叫ぶのと爆発するのは
斬ってから1秒後…ちょうど同時だった…
あの密集地帯でバルブを作ろうとしても
即座に迅の予知とそれを伝えるヴォルフ、
撃ち抜くべき点を伝えるオペレーターらによって
完璧に抑えられていた…
その中、何が起きたかというと…