第27章 未来への進撃
古寺「凄いですね…;
壁までびっしり;しかも手書きで…;
一体、何枚あるんですか?」
恵土「チーン)…;」
意気消沈している恵土に代わり
古寺「え?;」
木虎「今ここにあるのは797615枚です。
あと2385枚で終わりです(溜息」
げんなりした顔で呟く木虎
緑川「俺がまず
乾燥したものを取って、名簿の順番に並べていって
木虎ちゃんが名簿と間違ってないか確認して、壁側に積み上げていくんだよ;」
木虎「一つだけ間違ってるわ;木虎さんよ(溜息」
いつもならその言葉に気を感じるものだが…
あまりもの多さに、言葉に覇気がかき消えてた…;
部屋の間取りは
縦358cm,横284cm(縦横、四角柱部分除く),高さ215cm
ただ、林藤支部長の部屋と少し違うのは
窓が扉側にもあるということ(反対側だから)
高さ176cmまで積み上げており
扉がある壁以外の壁にびっしりと積み上げていた…
その窓を開けたせいで悲鳴をあげた結果となったのだが;
(積み上げたものは動かないが)
年賀状は宛名を前にしてみた場合
横10cm、縦14.8cm、厚さ0.022cm
8000枚ごとに、扉から見て右側の壁の端から
高さ176cmごとにずらして積み上げていっているため
176cm/0.022cm=8000枚
宛名を見やすくするため
10cm部分を前にして並べて積み上げているため…
(358cm+284cm+358cm)/10cm
=1000cm/10cm=100
8000枚の山が、100段できるわけなので
8000×100=800000枚
目標:800000枚…
右側から始めていって、只今左側…
=扉に近い側でまだやり続けており、最後の一段へと頑張っていたのだった…;
陽介「おいおいマジで!!??;
これ全部年賀状!!??;」
恵土「そうだよ、悪いかよ;
もう疲れたんだよ、精根尽き果てたんだよ;
38時間ぶっ続けなめんなこんちくしょお~;(ずううううん」
机に突っ伏す
陽介「よしよし;1日半も頑張ったのか;(なでなで」
恵土「太刀川の野郎…
明日やるって何とか追い返したが、いい加減にしやがれよ
どちくしょうめが…(ぶつぶつ&イライラ」
目にクマができて、なんか目つきがやばい;
その明日に関してはクリスマス章参照;