第27章 未来への進撃
遠い昔、差し出された手と
優しい微笑と、眼差し…
それが、俺を変えてくれた…
過去を思い出して、不安になってた俺の心を
幸せで満ち溢れさせてくれた…
だから今度は…
俺が幸せにしたいと思ったんだ…
そう思いながら、迅は恵土と秀次を見やっていた…
東「…(微笑」
緑川「ぐすっ;ひっく;」
それに微笑みを浮かべる東は
その想いが解るが故か、涙が止まらないままの駿の頭を撫でていた…
風間『やっと気付いたか』
菊地原『気付くのが遅い!』
陽介『いいんじゃねえの?今気付いたんだし』
木虎『最初から気付いて下さい。
私も恵土先輩のこと、大事に想ってるんですから』
ぎゃいぎゃいとメッセージが次々に送られてきた…
戦場の最中で;
恵土「あ、ありがとう^^;」
秀次「むっ)俺以外を見るな(ぎゅううううう」
恵土「独占欲丸出し!?;」
秀次「悪いか?
いいだろ、今日ぐらいは(むすっ」
恵土「!
…(微笑)
うん^^
(ずっと、こうしたかったんだもんな^^」
そう思いながら、秀次を思いっきり抱きしめた。
秀次「力を弱めろ、潰れる」
恵土「傷口痛くない?^^」
秀次「治ったから安心しろ//(ぷいっ」
恵土「なんで満面笑顔の時は直視してくれないの?」
秀次「理性が持たん」
恵土「ぱああ)可愛いからもっと見つめ合って
満面笑顔になってもいい?^^(キラキラ」
秀次「ダメだ。襲いたくない…
少なくとも、お前は今弱っているだろうが//(ぼそぼそ」
顔をそらしたまま、ぼそぼそと呟かれる言葉に…
ぶちん
何かが切れた音がした…
恵土「一生愛してるぞ秀次ぃいいいいいいい!!!!!^^//」
秀次「やめろバカ!!!!!!!//;」
思いっきり布団へ押し倒しながら覆い被さるように抱き締め
満面の笑みを浮かべたまま頬ずりしまくる恵土…
それに秀次は迷惑そうな顔をし、即座に押し返そうとしながらも…
どこか嬉しそうな、照れくさそうな…
幸せそうな顔をしていた…
今…互いが傍に居て、互いに触れ合える…
そんな幸せを、ひしひしと感じながら……
秀次&恵土『^^』
最後には、誰よりも幸せそうに満面の笑みを浮かべていた…
その、昔から変わらぬ光景に…
(12月22日AM7:21更新、859~865(7ページ))