第27章 未来への進撃
入隊試験時のタイムは…
「11秒9!!??」
見事に速かったそうで…
恵土「よう、三輪。順調だな^^」
タッチを求め、左手を差し出す恵土が堂々と目の前に現れ
秀次「…まだまだだ」
そう言いながら、右手を合わせた…
それからさらに1年半が過ぎた頃…
風月流について、全て教わった…
その間までに…
玉狛支部が、近界民を大事にしようとすることを知り…
恵土に怒り、太刀川に恵土の過去を教わったり
(105ページ参照)
そのきっかけから一緒に屋上で寝て
当真に「意地っ張り夫婦」と広められたことも
(112ページ参照)
それでも変わらなかった
恵土「え~?
使わないのかよ、砕牙一閃」
秀次「周りの迷惑を考えろ。
あれはただの貫通兵器だ」
恵土「んじゃあ風牙爆裂は?」
秀次「あれも
旋空を何度もした直後に
無理やり空中でとどめて、最後に並列させたそれらを纏めて地面に叩きつけて押しつぶす技だろ。
援護には向かん」
恵土「じゃあ拳銃使えばいいじゃん。
体の動かし方は教えたからできるだろ?」
秀次「ああ」
恵土「愛をこめてレッドバレット作ったからさ^^」
秀次「気色わりい」
恵土「ひどっ!;」
秀次「それと恵土」
恵土「ん~?」
秀次「東隊に入ることになった」
恵土「ええ!?」
歩きながら会話する中、立ち止まって固まる恵土に対し
秀次「まずい奴なのか?」
恵土「いや…
初めて私と隊を組んだ相手だ。
失礼のないようにな?戦術叩きこんであるし。
まあ、東も東で蓮に教えたらしいが
要するに蓮は私の孫弟子か」
秀次「…解った;
くれぐれも失礼のないようにする(汗」
そうして、さらに1年半が過ぎた頃
風月流派を名乗ることを許されたが、秘密にしていた…
といっても、過去が判明した時点で
恵土の過去の映像を全て見た、全員が解っていたそうな…