第5章 クリスマス
それから1分後…
玄関あたりから、特訓室まで道案内の図を貼っていた
恵土「これでよしと!
特訓室で模擬戦か
それとも、その手前にある紙に書いて予約か。
それとも、パソコンに来るか…
来たら
スマホと連動するようにしているし、大丈夫だろうけれど…」
そう呟いた矢先
どんどんどんどんどんどん!!!!!!
恵土「ビクゥッ!)!?;」
玄関を凄まじい勢いでノックしてくる人が…
恵土「あ~。
待って待って!;玄関壊れる!;」
そう言いながら開けると…
太刀川「よう!予約空いてるか!!??ぜぇぜぇ」
恵土「近い近い近いよ!!!;
(なんで汗だくで息荒らしながら来てんの!?;」
間近に、目と鼻の先ぐらいに近寄りながら叫ぶ太刀川と
それに対し、両手で制しながら叫ぶ;
太刀川「おっ?
やっと永遠の誓い(結婚)を果たす気になったか!^^」
恵土「違うわバカ!;
っていうより、何でそんな汗だくで;」
太刀川「あ!?
そんなの早い者勝ちだからに決まってるだろうが!!」
恵土「それ以前に
お前の頭はどうなってるんだ!;
ってあれ…
本部からここまでって、1分やそこらで行ける距離じゃないぞ?」
太刀川「…あー;
あれだ…飛ばしてきた;(たらたら」
苦笑しながら、顔をそらす太刀川…
恵土「ジー)…
お前、トリオン体使っただろ?」
太刀川「ギックゥッ!);
な、なんのことだ?^^;」
恵土「…使ったって言ってるじゃん、トリガー」
太刀川「バカ言うな!;
って言えるわけないだろ!;」
恵土「私のサイドエフェクト忘れたの?;
トリオンを通して、ある程度理解できるって奴」
太刀川「あー。
模擬戦で使われてた
「センサー」だけじゃなかったのか、使い方」
恵土「ああ。けどさ…
それ以前に誰にも見られてないだろうな!!??;」
太刀川「あー。
路地裏に入ってからなったから大丈夫だろ…たぶん;」
恵土「…こんの…
ばっかぁもぉ~~~ん!!!!!・・」
来て早々、白目をむいた恵土に怒鳴られて
最終的には怒りと共にどやされ、ばこばこ殴られ
正座させられ、説教されまくる太刀川だったそうな…;