第26章 映画
迅「お?俺のを予告通知にするのか?」
恵土「うん。その方がいいと思うから。
っていうか、旧ボーダーってこの地下だったよね?
そこから後で上を建てていったって感じで」
太刀川「そうそう。
地下にあったあの壁覚えてるか?俺が投げつけられた」
恵土「うん。よく知ってるよ。
通り道に襲撃受けたし」
太刀川「あの時の俺は小さかったからなあ^^;
強くなるために戦おうとばっかしてたな」
恵土「うんうん。
可愛かったね。今ではカッコいいけど」
太刀川「ぱあああ)^^」
恵土「よし。編集してみよう」
迅「俺たちも手伝える所手伝おうか?」
恵土「じゃあお願いしてもいい?丸々。
そっちの方が色々とやりやすいだろうし」
『解った』
そしてできた試作品が…
挿入歌:Eternal Wing
作詞:YOFFY
作曲:高木洋
編曲:大石憲一郎
歌手:五條真由美
「風刃を構え、微笑みながら語られる想い
それは…遠き日々からの想い」
『あんたが居てくれたから、俺は助けられた』
トリオン兵から助け出された場面
『あんたが居なきゃ、俺はいなかった…』
サングラス、風刃を託される場面が映る。
『他の奴等にとっては、ただの人でも…
俺にとっては…
あいつは、生きる上での希望となってくれた人だ』
夕暮れの日を背に、左手を満面の笑みで差し伸ばす恵土の姿が…
まぶたに焼き付いていた…
それに夕暮れの中、走りながら追いつき
その左手を取って、繋いだまま
一緒に笑い合って、歩いて玉狛支部へ帰る場面が脳裏によぎる。
『だから…今度は俺が護る。
この居場所を…お前がいる居場所を』
そこで玉狛支部での日常風景…
満面の笑みを浮かべる恵土に
満面の笑みを浮かべる小南と
笑みを浮かべるレイジ…
そして、迅が満面の笑みを浮かべながら
サングラスを耳にかけて頭につけ
満面の笑顔で…
三人と共に笑い合う場面が映った…