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鬼神乱舞 【ワールドトリガー】

第26章 映画




『それとグダグダ悩むな!うっとおしい!!』
恵土「ガーン!;)え!?;」

『悩むの解るけどくどいよ!
解る部分も結構あったけど読者さんうんざりするよ!?』

恵土「ちょっと待った!;

ここでいうのはちょっとあれだ!;ダメだ!;」

『そういう性格なのは解るけど
そんなに悩んでたら壊れちゃうよ。

何のために
そんなに考え込まないでいいって言われたか解ってる!?

生かそうとしてくれるのに殺したりしたらもったいない!

少しでいいから、自分を殺して喜んで笑うよりも
自分を傷付けて笑うよりも、大事にしなさい!!』

恵土「…はい;」
『本当にわかってる!?』

恵土「あい…;」

『幼い自分に説教されるって変な感覚だよね?

私も大きな自分に説教するって変!』

恵土「それについては激しく同意(こくこく」


『でもね、小さい時は

自分を大切にするってこと、自然とできてたんだよ?


それで
悲しんだり苦しんだりするのが皆無だとは言えないけれど

少なくとも、大事に想ってくれてる人からすれば
それでできるようになったって解ったら、きっと嬉しいと思うんだ^^


だから…ね?^^
あとは解るでしょ?』


恵土「…そうだな…

一番喜んでもらいたい人たちに
笑ってもらったり、喜んでもらえなきゃ辛いよな^^」

『そうそう!』


恵土「身近な人たちを苦しめてたのか、逆に…」

『そうだよ!

これだから鈍感だって言われるんだよ?バカ!
大人なんだからしっかりしてよ!(腕組み&ぷんぷん』

恵土「いや;自分に言われても説得力が…;(たらたら)
確かにそうだから否定は出来んけど;」

思わず左手を伸ばしながらツッコむ中…


『でもまあいいや!(微笑』
恵土「ならいうなよ!;まあ別にいいけど;」

『それよりもさ…

一緒に行こっ!^^(左手を伸ばして左手を握る』
恵土「!」

『ほら、もうここまで光が迫ってる。


皆、待ってるよ?(微笑)

苦しんできた分、一緒に幸せになろう!^^』


その中、洞窟の中まで光が差し込む…


恵土「…(微笑)

うん^^//(頷」


そうして外へと踏み出す…

ずっと夢見ていた、希望へ向けての一歩を…


幼い頃に希望と共に捨てた自分とまた、走り出した…


(12月16日AM4:03更新、812~823(12ページ))

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