第25章 傀儡(かいらい)
トマホークが炸裂する中
即座に作り出したトリオン体と入れ替わって、本体は安全な上空に跳び上がり
位置固定させたシールド(グラスホッパー×シールドの、シールドとして出した版)の上に乗り
トリオン体をバイパー×メテオラとして繰り出していた。
出水「うわっ!;やっべ!!;」
太刀川「あっはっはっはっはっはっはっ!!^^
そうこなくっちゃなあ!^^♪」
出水「喜んでる場合か、この戦闘狂!!><;」
ワイワイと避ける中、恵土も楽しそうに微笑んでいた…
昔戦った時よりも格段に強くなっている皆を見つめながら…
東「なるほど。確かにそうだな」
奈良坂「ええ。
避ける際に、上に跳ぶくせがあるようです。
…本人は気付いてないように見えますが、どうしますか?」
東「罠の可能性が高いな。
だが、やってみる価値はある」
そして、着地した直後
次に前に立ちはだかったのは
遊真「…(微笑」
恵土「よお、遊真。
少しは楽しませてくれるんだろうな?(にや」
遊真「ああ。全力でやる(にや」
その直後、スコーピオンとナイフがぶつかった。
そして一瞬はなれたと同時にグラスホッパーを起動させ
恵土の周囲に対し、ピンボールを繰り出す。
その間も
恵土は周囲へ向けての注意を怠らず
全身に纏った、バルブ(アステロイド×シールド)から
生成させたバリアーをもとに
シールド×メテオラの攻撃をシールドで軌道を変形させながら続けていた。
ちなみに融合させたものの性質を出させず
シールドの性質だけを生かすようにトリオンを組み込むこともできるが(今までしていたのはそれ)
それだとトリオンを集中させるだけでできるため
融合させた意味が、あまり意味がなくなってしまうので注意。
しかし、トリオン同士を掛け合わせるように融合するため
ただ集中させるよりかは威力は倍以上にあがる。
ちなみにいうと
前にグラスホッパーは分割できると書いたが
それは恵土に限っての話で
0.01秒ごとに連続で出し続けているため
分割して出しているように見えるほどだということを示したものである。
語弊があったのならばすみません;